What’s JAODAQ ジャオダックとは
特願2017-61423 屋外広告市場の発展に貢献するJAODAQ
「メディアが届かなくなっている」と言われて久しい中、屋外広告は移動する生活者を捉えるメディアとして再評価されています。
その一方で、屋外広告の取引はここ数年、横ばいとなっているのも事実。そんな屋外広告の市場に透明性と適合性を創り出し、屋外広告のより活発な取引を促進して市場のさらなる発展に貢献する―それがJAODAQ(日本屋外広告相場情報システム)の革新です。
JAODAQ(ジャオダック)とは?
情報技術の普及・浸透により誕生した広告業界の取引実態にインサイトした新しいメディア取引市場です。
広告メディアの販売促進する目的において屋外メディアオーナーと広告会社によって取引される、Web上に開設する屋外広告物全般のクラウド型取引市場です。
距離の離れた屋外メディア事業者がコンピュータネットワークを使用して売買気配値を提示するプラットフォームを提供いたします。
屋外広告市場のさらなる発展のために
屋外広告市場で、広告主とメディアオーナー、広告会社がwin-winな関係を築くお手伝いをするのがJAODAQの使命です。
JAODAQは、円滑で活発な取引を実現するために市場原理の合意にもとづく価格形成の仕組みを提供いたします。
メディア料金設定メソッドと広告基準価格をご提案し、屋外広告のさらなる発展に貢献していきます。
1
広告の価格設定が
よりクリアに
これまで広告の価格は、すでに設置された広告や広告開発担当者の経験と勘にもとづくことが多く、新たな広告を開発・導入する上で、明確な価格設定が難しいという問題がありました。JAODAQはビッグデータ解析により抽出された透明性のある基準価格を提示。メディアオーナーと広告会社、両者がより分かりやすく、よりクリアな取引を行うことを可能にします。
2
企業マーケティングの
ニーズへの適合
屋外広告は、メディアオーナーと広告会社のニーズがマッチングしていないケースが多くありました。JAODAQは、費用対効果を求める企業マーケティングニーズと資産価値向上を求めるメディアオーナーのニーズを、より適切にマッチングさせ、広告市場にインサイトした活用を実現できます。
メディアオーナーはJAODAQに上場することで販売経路を拡大できます。
3
整った
流通体制の構築
屋外広告の取引は、広告会社が個別にメディアを調べ、そのオーナーや運営会社とやり取りする方法が一般的でした。複数の屋外・交通広告の組み合わせを独自に企画・評価し、受発注するのは煩雑で効率の悪いものでした。JAODAQは流通の仕組みを整備することで、ロケーションや広告探しの手間を大幅に削減。規模を問わず、あらゆる広告ニーズに応える体制を構築します。
メディアオーナーはシステム開発費をかけることなくJAODAQ上で所有メディアの一元管理が可能になります。
4
接触可能人数が
屋外広告の価値
デジタルサイネージが急速に普及するなど、メディアは非常に多様化しています。そうしたメディアの多様化に合わせて、より幅広い業種の企業が広告に関わるようになり、広告会社はその動向を把握するのが難しくなっています。JAODAQはメディア商品ごとに接触可能人数とサイズ、機能を基準とした屋外・交通広告基準価格を設定。多種多様な屋外メディアを組み合わせて企画・活用することが可能となります。
拡大成長余地のある屋外・交通広告市場
巨大な規模を誇る屋外広告市場。その取引量は、マスコミ四媒体、インターネット広告、折込・DMに次ぐ大きなもの。
そんな屋外広告市場は、他の媒体と同じようにデジタル化が進展し、2020年に開催される東京オリンピックや、2025年に開催される大阪万博を見据えて、より一層の市場拡大が期待されています。
電通 日本の広告費より(単位:億円)
Market of JAODAQ
屋外広告を効果的に効率よく活用していただけるシステム
屋外広告を、企業マーケティング活動により便利に、さらに活発に活用していただける仕組みを創り出すJAODAQシステム。
JAODAQシステムは、メディアオーナーと広告会社をつなぐ屋外広告のクラウド型取引市場です。コンピュータネットワークを介して売買気配値を提示するプラットフォームを提供します。
ICTの普及・浸透により誕生した広告取引の新形態がJAODAQ システムです。
JAODAQ市場の仕組み
- メディアオーナーがメディアごとに期間を設定して上場。
機能に応じて1~3部の取引ステージで取引されます。
1部: 接触可能人数がリアルタイムに収集されていること。接触可能人数が実測値であること。
2部: 接触可能人数が明確であること。調査会社が毎年1回以上調査すること。
3部: 1部、2部に当てはまらないメディア。 - 屋外広告基準価格算出公式(OOH-RePCO)で算出された基準価格をベースにメディアオーナーが販売価格を設定、広告会社が売買を実施。取引状況に応じてメディアの係数が変動し、需要に応じた価格が形成されます。
- メディアオーナーが設定する掲出基準に準拠した取引が可能。クリエイティブ審査や広告主審査などにも対応しています。また、支払いが確定するまで、売買は自由に行われます。
※メディアを掲示するエリアの接触可能人数(CPNoP)の総計に応じて、そのメディアが自動的に選択されます。
※メディア掲示の1年~1カ月前までメディアの上場が可能。決済完了期限(支払期限)はメディア掲示21日前となります。
屋外広告基準価格算出メソッドとは?
OOH(Out of home)広告媒体の「広告基準料金」をビックデータ解析により導き出した公式により算出するもの。
- 屋外広告の中で最も流通が合理的に整理してある既存の屋外・交通広告媒体2万点超をデータベース化。
- 駅の乗降人員などを基にした広告接触可能人数と実勢広告価格との相関関係から算出
特許 第6129803号
屋外広告基準価格算出公式とは?
(OOH Reference Price Calculated Official):OOH-RePCO